車の査定と自動車査定士
自動車査定士は車に関してのプロなので、一般人では見逃してしまうような部分も確かめます。
走行距離や傷、凹みなどといったことを調査されるのはわかりやすいことでしょう。
キズが全然ない車というのはめったにありませんよね。
外見的な部分は言うまでもありませんが、事故歴や修復歴といった情報も目ざとく点検します。
事故歴や修復歴がある車の場合は査定実施の前に述べておきましょう。
たとえ修復したとしてパッと見はわからなくなっていても、査定する側はプロのためたやすくばれてしまうはずです。
申告せずそのままでいて査定士の心証を悪くすると、その先の査定結果にマイナスに響く場合もあります。
一般の人がつい見逃しがちなエンジンルームの状態も目ざとく点検します。
エンジンルームを事細かに確認することで、事故を起こしたことがあるかわかります。
また、車内に染みついた臭いについても確認をしています。
タバコやペットがもとの臭いは査定時に減点対象となると考えられています。
シールなどを貼った跡が残っていないかも確認しているのです。
査定してもらう段階には、持ち主の痕跡をなくすことが重要なポイントといえます。
付属のアクセサリーについてもメーカー純正タイプか、後から追加して備え付けたのかを確かめています。
カーナビやエアコンに問題がないかも調査されます。
査定は少ない時間で完了しますが、専門家が携わっているため効率的に作業ができるのです。
修復歴や事故歴が見過ごされることはないので、洗車したり車内を掃除したり好印象に繋げられるように準備をしましょう。